➦マテリアル・トランスファー・アグリーメント (MTA)逐条翻訳兼研究会
■ 「マテリアル・トランスファー・アグリーメント (MTA)」にご興味のある方は、おられますか。私(渡邉)は、だいぶ前に遺伝子工学関連の仕事でMTA全文を日本語訳した経験があります。このMTAにご興味のある方を募って、港区周辺のながいのできる喫茶店で、マテリアル・トランスファー・アグリーメント (MTA)逐条翻訳兼研究会のようなものをやってみたいと思っています。まあ、たんなる趣味の勉強会ですが(笑)、「ものが、もの」だけに、好奇心の旺盛なかたのい問い合わせを、お待ちしています。なるべく「ムツカシイ」MTAを題材にしたいとも思っています。(2012/07/29)
資料アーカイブ
(0) 独英対訳 Material Transfer Agreement
本文献は、私がダウンロードした時点では公開されていたのですが、現在は非公開のようです。
(1) 資料: Specific Issues with Material Transfer Agreements
ネット上に公開されているMtaerial Transfer Agrrment 関連の資料を紹介するという試みの第一弾(なんか、ぶっそうですが)は、
Alan B. Bennet, et al., "Specific Issues with Material Transfer Agreements"
で、以下のURLでダウンロードできます。
なかなか、「文献」が手に入らない分野ですので、貴重です。
(2) 日本語の文献:平井昭光「マテリアル・トランスファー・アグリーメント」(情報管理45(12) 2003年1月受理)
マテリアル・トランスファー・アグリーメントというトピックについて日本語で書かれた最初の文献ではないかと思われる。私(渡邉)も、英語のMTAを日本語化する際に、ネット上で探して、読ませていただいた記憶があります。弁護士平井昭光先生による pioneering work だと思います。
この論文は、
https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/45/12/45_12_858/_pdf
から、pdfでダウンロードできるようです。(私は、過去にダウンロードして保管しています。)
(3) Jim Snipes "Template for Material Transfer Agreement"
Covington & Burling というアメリカの名門法律事務所の弁護士 Jim Snipes という先生の書かれたマテリアル・トランスファー・アグリーメントの書式と簡明な解説をしておられるもの。全体像を掴むのには好材料と思います。同弁護士の、プロフィールは(私は、お目にかかったことはありませんので、念のため)、
こテンプレートは、以下のURLからダウンロードできます。
実際には、Uniform Material Transfer Agreement の書式を、各機関・大学で、プロジェクトに合わせて長大化したものが課題にはなると思いますが、信頼のおける文献から「門に入っていく」のも一策かと。
(4) ITPGR Material Transfer Agreement
食料農業植物遺伝資源国際条約 (The International Treaty on Plant Genetic Resources for Food and Agriculture) のもとでの Material Transfer Agreement の書式と解説です。「遺伝資源移転契約」という訳語が与えられているようです。これも、特定の研究領域(分野)での Material Transfer Agreement について勉強する出発点になるものです。